「hard(厳しい)」と「heard(hear 聞くの過去形)」、皆さんはこの二つの発音がどう違うかご存じですか?

 カタカナにしたらどちらも「ハード」かも知れません。
そしてこの2つの発音を、もし学生時代に何のルールも語られずに試験問題に
出題されていたとしたら少し可愛そうですね・・。
(私もそういう意味では被害者でしたが・・・)

 こ
れは"ar"の発音はほとんど日本語の「アー」で良いと思います。「最後に舌を丸めろ」と言う人もいらっしゃいますが、日本人である以上、日本語の「アー」で良いと思います。
 そしてi,u,e,oにrが付いた物、つまり"ir","ur","er","or"は下を丸めて「ォアー」と発音します。

みなさんご存じの「bird」はこの発音です。
「bard:バード」と言っちゃったら吟遊詩人さんを指すんですよ?

 サザンオールスターズの桑田佳祐さんはカッコ付けて唄っていると勘違いしている方もいらっしゃいますが、あの方は物凄く英語の発音はいいです。
 そういう事もあって、カラオケだけ英語の発音の良い方は結構いらっしゃいますが、英会話となるとカタカナ発音に戻っていたりします。

 そしてもう一つ、"ear"に見られる発音、"heard"や"learn"は「アー」と発音される限りは99%、同じく巻き舌の発音となります。
 "ear(イアー)"や"near(ニアー)"などはこれに含みません。

 でも99%?..ここで残りの1%は何?と思ってみると、これが意外にも良く使う単語、"heart(心、心臓)"なのです。これは日本語発音で「ハート」で構いません。"hurt(傷つける)"との区別をする為かも?と私は勝手に解釈しております。

 と言う訳で、いつものように発音練習をしてみましょう。

The barber hurt her heart hard near Pearl Harbor.
(その床屋さんは真珠湾の近くで彼女の心をひどく傷つけました)

BarberやHarborと言う単語…カタカナではバーバー、ハーバーなどと簡単に表記していたのですが、意外と発音は難しかったんですよ?

 
では新50音表の最後の「ん」の次に書き加えましょう。
「ォアー」「アー」

 今回お勧めの唄はTRFの「BOY MEETS GIRL」です。
BOY MEETS ガォアール
 の発音は素晴らしいですので是非真似しましょう。

ではまた、次号でお会いしましょう。